発達障害の子ども|コミュニケーションの取り方②

前回のブログで、発達障害の子どもとのコミュニケーションの取り方について、ABAなどの内容を書きました。

URLを貼っておきますので、この記事と合わせて参考にしていただければと思います。

今回はその続きとして、繰り返し行動を続けていくことの大切さや褒めることの大切さ、などについてより詳しく解説していきます。

繰り返しの記憶や行動

「何事も継続が大事である」と良く聞きますが、まさにその通りで、子どもの教育、成長に対しても「繰り返し」の行動が記憶になっていくことが大切です。

良い行動を繰り返し、良い記憶にすることで、発達障害の子どもは成長していきまうす。

子どもの行動や言葉は繰り返すことで定着する

子どもの行動や言葉は、良い行動と言葉であれば繰り返すように促してあげましょう。

人間の習慣の作り方の1つに反復行動をすることで、その物事の質が上がり、行動のスピードが速くなると言われています。

行動に関して言えば、スポーツ選手が「練習を1日サボると取り返すのに3日かかる」と言うほど、繰り返し行動をすることの大切であることが分かります。

言葉に関して言えば、自分の脳に語り掛け、一種のマインドコントロールのような行動です。

例えば「自分は何でもできる」と毎日のように自分に言い聞かせていると、根拠はなくても自信があるような雰囲気を外見から放つようになり、普段の言葉にも力が出てくるようになるという効果があります。

どちらも毎日のように繰り返すことで、それが自信や実際の能力に反映されるきっかけに繋がります。

親も楽しみながら、褒めて反復

子どもだけに行動させるのではなく、親も行動を共にして、楽しんであげることで、効果がより得られる可能性が上がります。

子どもの頃は、身近で頼れる存在が限られがちで、その大切な存在の1人が親なのです。

だからこそ親と一緒に行動することが喜びに変わり、またその行動を褒めてあげることで、子どもは嬉しい感情と共に自信を身に付けていきます。

家事や仕事、子育てにご近所付きあいと親のやるべきことは沢山あります。

その中でも一緒に行動する時間をなるべく作ってあげると良いでしょう。

成功体験で終わること

繰り返し行動をすることができるようになった後は、その行動を成功体験として終えることを意識しましょう。

せっかく繰り返し行動することができていても、その行動が結果的に失敗に終わってしまっては、その行動に対してのイメージが悪くなってしまいます。

成功体験で終わらせることで、どんな効果があるのか、また失敗の概念とは何かについて解説していきます。

子どもの失敗は『わからない』こと

子どもの行動に対しての失敗とは「わからない」ままにすることです。

大人でも会社の研修で「わからない」ことを「わからない」ままにするのが一番やってはいけないことである。

こう言われた経験のある人は多くいらっしゃるかと思います。

ことわざにも「知らぬが一生の恥」という言葉があるように、子どもの成長過程においても「わからない」という思いがあるまま行動を終えないようにする必要があります。

結果だけを見たときには「失敗」していたとしても、その行動過程や次に成功するためのイメージができていれば、その行動は失敗ではなく「成功体験」であると言えるでしょう。

褒めて終わると自己肯定感が得られやすい

子どもの行動の最後には、褒めてあげることを忘れずに行いましょう。

手前の文にもあるように、結果だけ見たときの失敗は失敗ではなく、その失敗から何かを学ぶことができていれば、その学んだことに対して褒めてあげることで、それは成功体験と同じような気持ちにしてあげることができます。

人間は褒めたり、認めてもらえたと感じることができれば、自己肯定感が得られ、自信を得ることができます。

この自己肯定感を得るためにも、成功体験を増やし、褒める機会を多く作ってあげることが大切になります。

記録も大事な成長の証

ABA(応用行動分析)を実践していくには、その日の思い付きで課題や目標に抽選するより、あらかじめ決めておいた課題を実行していくことが必要であると言われています。

課題や目標は、1週間や1か月というように、実施する期間を決めて、紙に記載したものを目の付きやすい所に貼っておくなどしておくと良いでしょう。

そうすることで、子どものやる気を上げることができ、自主性を生むことができます。

また、何かしらの形でその日の様子や実施した課題の進み具合などを日記のように記録を付けていくとより良いでしょう。

子どもの変化や成長は日々の中で感じることは難しいと言えます。

しかし記録が残っていれば、半年後、1年後と経った頃に振り替えることができ、子どもが成長していることを実感できます。

それがABAを実践していくときの1つのモチベーションになります。

たとえうまくいかない時期がきても、過去の記録を振り返ることで、その子に合った療育方法が見えてきたりと、記録を取ることのメリットは多く存在します。

また、よくありがちで悪いとされる考え方なのが「あの子はできるのにこの子はできない」と周りの友だちと比べてしまうことです。

この考えを持ってしまうと、子どもの不安が増え、悩みも深刻になってしまいます。

必ず他人を見るのではなく、子ども本人を見るようにし、半年前、1年前の頃と比べてどれほど成長したのかを確認するように心がけましょう。

これができれば、子どもも支援している大人もどちらも自信を持つことができるようなっていきます。

課題をクリアできなければ短時間でも翌日にトライ

子どもが挑戦している課題や目標の期間が過ぎてしまうこともあるかと思います。

そんなときには、改めて短期間でも追加でその課題に翌日などあまり時間を空けずに再トライするようにしましょう。

課題をクリアできずに諦めたままにしてしまうことで、何でもすぐに諦めてしまう「諦め癖」がついてしまう可能性があります。

また、子どもの中で失敗体験として記憶に残ってしまうことも自信を失うきっかけになってしまうので、クリアできていないままにせずに改めて挑戦する時間を作ってあげましょう。

小さな課題と記録で子育ての励みとヒントになる

ABAの特徴にスモールステップという考え方があります。

スモールステップとは、目標を達成するために課題を順序立てて細分化することです。

つまり、いきなり目標に対して進ませるのではなく、その目標が達成できるまでの道のりを、その子どもに合わせて細かく課題を分けて取り組ませるということです。

スモールステップを踏みながら目標に取り組むのと、いきなり目標を達成しようとする場合ではこんな違いがあります。

例えば自転車に乗れるようになったときのことを思い出してみてください。

自転車に乗れることを目標としたとき、いきなり目標を達成しようとするのであれば、自転車を与え「がんばれ」「もっとペダルをこいで」など、何とかできるようにしてあげたい気持ちから応援やアドバイスをします。

それだけでできるようになれば、だれも苦労はしません。

次にスモールステップを踏む場合で考えていきます。

自転車に乗れることを最終目標にしたとき、過程として、

自転車に跨る

補助輪を付けてペダルをこいでみる

補助輪を外して大人に支えてもらいながらこいでみる

というように、最終目標を達成するために、その間の小さな課題を設定しそれを1つ1つクリアできるようにしてあげます。

小さな課題も難しさを低くし、少し頑張れば達成できるぐらいのものにしてあげましょう。

その小さい課題が少しでもできれば「すごいね!」と褒めてあげましょう。

褒めることでその行動の質を上げ、課題が達成できたらすぐに褒め、また次の課題にというような流れを繰り返していきます。

この繰り返しをしていく途中で、子どもが嫌がるときもあります。

そのときはそれ以上は頑張らせずに「ここまでできてすごいね!」というように褒めてあげるようにして、達成感を感じられるようにすることが大切です。

繰り返し教える、褒める、成功体験を伝える

子どもが課題をできなくても、焦らずゆっくり接してあげることで、褒める機会を作っていき自己肯定感を得られるようにできます。

その結果、子どもが日常的に笑顔が増え、明るく育っていきます。

ABAでは、スモールステップで小さな成功体験を積み重ねていくことが最も重要です。

その積み重ねが子どもにやる気と自信を付けさせてくれます。

その結果、大きな目標も達成できるようになります。

スモールステップを意識し、子どもの明るい笑顔を見れるように大人がサポートしていきましょう。

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