出会いの季節の4月には、入学やクラス替えなど新しい環境に飛び込み、新しい人間関係ができる頃です。
新しい友人を作るチャンスと言えます。
しかし、新しく友人を作るということが不安に感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、学校生活を豊かにするため、新しい友達を作るコツを考えていきましょう。
緊張するけど笑顔で挨拶する
新しい環境に飛び込んで、最も大切なのが第一印象です。
第一印象が良いか悪いかで、新しい友達を作りやすくなるかそうでないかが、はっきり分かれると言っていいでしょう。
人の印象の決まり方は「見た目」が55%であると言われています。
また、第一印象は最初の「15秒」で決まります。
この「見た目」とは、視覚情報のことで、表情や立ち振る舞い、見た目のことを意味します。
また、心理学者のアルバート・メラビアンが研究している「メラビアンの法則」という人の印象についての法則では、「見た目」55%、「言語情報(話をしている内容など)」が7%、「聴覚情報(話し方や声のトーン)」が38%と言われています。
つまり、どんなに話が面白い人でも身だしなみなどが、不潔であったり、だらしないと印象が悪くなるということです。
15秒はあっという間です。
だからこそ第一印象を良くするために、きちんとした身だしなみと「笑顔で挨拶」をするという行動が大切になってきます。
誰しもが初対面の人と話すのは緊張するものですが、笑顔と気持ちのいい明るい声のトーンで挨拶ができれば、間違いなく良い印象を持ってもらえることでしょう。
悪口にはなるべく乗らない

つぎに、第一印象を良くすることができ、ある程度の友達との関係性を作ることができてきたときに意識することを考えていきましょう。
友達との日常会話の中で、たわいもない話であったり、芸能、おしゃれについてなどさまざまな会話の内容があります。
その中でも、話題になりやすいのが他の友達や先生などの話です。
その話題になると、その人の悪口がでてくることがあります。
人の悪口は、思わず口にしてしまうことがありますが、すっきりするようで、実際はストレスを抱える原因になりかねません。
友達同士の会話で、悪口を否定してしまうと「空気の読めない人」と言われてしまうことがあるので、気を付けなくてはいけません。
しかし、悪口を言っている人は、周りに知られてしまい、そういうイメージを周りに持たれがちです。
自分の印象が落ちてしまう可能性を考えて、否定するのではなく、悪口にはあまり乗らないようにすることを意識しましょう。
悪口を言っている場には、入っていかない、聞いていても乗らないなど、友達関係を崩さない意識が必要です。
クラス以外でのきっかけを見つける

友達関係を広げていく1つのきっかけに、クラス以外での環境を作るという選択肢があります。
大人になってからでも、新しい友達を探すために新しい環境を探す人がいます。
それと同じで、同じ学校内でもクラス以外の環境があり、それをきっかけにすることもできます。
部活やクラブ活動、委員会
学校には、部活やクラブ活動、委員会など、クラス以外にさまざまな環境があります。
自分の好きな運動部や文化部、興味のあるものがあれば、部活やクラブ活動をすると良いでしょう。
好きなことが一緒の人ほど、会話が広がりやすく、交友関係を築きやすいため、友達を作るのに最適です。
委員会は、学校のために活動をしていく環境ですが、一緒の目的をもって学校を盛り上げていくという活動は、人と人の絆を深めてくれます。
このように、クラス外での環境を探し、取り組むのも良いでしょう。
自分の好きなこと、興味のある分野での活動も大事な友達作り
前の項目でお話した通り、自分の好きなことや興味のあることをやることで、友達を増やすことができます。
自分の好きなことをやれて、また同じ趣味の友達ができるという一石二鳥なのです。
自分が好きなことを活動としている環境を探してみると良いでしょう。
新学期、人間関係が大きく変わる時期
新しく人間関係を築くことは緊張はするものの、その第一印象を良くすることで、良い方向に進むことでしょう。
そのためにも笑顔で挨拶、好きなことを武器にして、いろんな人に話しかけてみましょう。