
あなたは自分の子供に対して「私の子供は大丈夫かな?」と不安になったことはありますか。
一般的に子供と長く時間を過ごすお母さんがその気持ちを持ちながら子供に接していくのはやや危険です。
子供を育てていく中で、子供を変えようとするのではなく大人であるあなたが変わっていくことで子供も変わっていきます。
今回は、その親が持つべき意識についてお話していきます。
両親ともにが当たり前ですが、ここではお母さん視点で解説を進めていきます。
「大丈夫?」じゃなくて「大丈夫!」という言葉を使おう

普段の会話の中で心配になるときに言う言葉に「大丈夫?」という発言をする人が多くいると思います。
これは、大人同士でも子供相手でもよく使われる言葉です。
この「大丈夫」という言葉は、疑問形で使うのか、言い切って使うのかによって意味合いも相手への伝わり方も変わります。
疑問形と言い切ることで何が変わってくるのかを解説していきます。
疑問形の「大丈夫?」が生む不安の連鎖
あなたは疑問形の「大丈夫?」は普段どのようなときに使いますか?
一般的には、相手を心配しているときや予定などの様子を伺うときに口にすることが多いでしょう。
この使い方は、聞いている側にも同じ気持ちが働いているときが多いのです。
心配、様子を伺うという状態は、自然と何かしらの「不安」を感じているときなのです。
聞いている側が相手に対しても不安な感情で「大丈夫?」と質問をすることは、お互い不安のまま会話が続くという負の連鎖を生みます。
では、言い切った場合ではどのような効果が起こるのかを次に説明します。
言い切りの「大丈夫!」が作る明るい連鎖
言い切りの「大丈夫!」が疑問形で聞く「大丈夫?」と決定的に違うのは、自信を持っているように聞こえるという点です。
自分が辛く、悩んでいるときに大人や友達に言われた「きっと大丈夫だよ」という言葉に救われた経験はありませんか?
何が「大丈夫」であるかは問題ではなく、その言葉が持つ力が言い1つで大きく変わってくるのです。
たとえ、子供を心配し不安な気持ちがあったとしても、この言葉や意識を「自分の子供は変われる力を持っているから大丈夫だ」と変えることで、子供を不安な状態から救うきっかけになる可能性が高くなります。
同じ言葉をお母さん友達から言われる気持ち
子育てをしているとお母さんたちは、ママ友というお母さん同士の友達ができます。
そのママ友から「大丈夫」という言葉を言われたときにお母さんの立場ではどの追うな感情になるのでしょうか。
先に答えを言ってしまうと、子供と大人で感じ方に多少の違いはあっても基本的には同じです。
次に解説していくのは、同じ「大丈夫」を言われたときのお母さんならではの感じ方についてです。
周りのお母さんに「大丈夫?」と言われて抱く気持ち
周りのお母さんに「大丈夫?」と聞かれるときにお母さんだからこそ感じることは「何でそんな心配をされないといけないのだろ」「ダメな母親に見えるのだろうか」とマイナスに捉えがちです。
聞かれることで不安になるという点においては子供の感じ方と一緒ですが、大人になると相手の言葉の裏を考えてしまい、不安がより大きくなる可能性があります。
周りのお母さんに「大丈夫!」と言われて抱く気持ち
周りのお母さんから「大丈夫!」と言われたときは、素直に元気をもらえたり、自身をもらえたり、前向きな気持ちになります。
子供と感じ方は一緒ですが、同じ母親から元気をもらえることは自信に繋がり、自分の行動の確認をすることができます。
不登校でも将来は大丈夫

子供が不登校になったからといって、その子供の将来がダメになるということはありません。
学校という環境には適応しなかったとはいえ、将来的に会社に入った後に同じことが起こるとは限りません。
不登校児でもこれからの子供の経験や成長で将来は明るくなります。
子供のいいところはお母さんが一番知ってる
子供の将来はこれからどう成長していくのかが大切になりますが、そこで大切なのは子供の良いところを伸ばしてあげることです。
自分の子供の良いところはお母さんが一番知っています。
良いところはどこなのかを見つけてあげてそれを伸ばせるような環境づくりをしてあげましょう。
お母さんが大人の見本でいられること
子供の良さを伸ばすにしても、子供を成長させるにしても1番子供が見るのは親の背中です。
親の背中を見て成長すると良く言われますがその通りで、子供の良さが明るいところであれば親が常に明るい振る舞いを周りにしていれば、その姿を見て子供は育っていきます。
お母さんの意識で子供は変わる
お母さんが意識を変えることで、子供の育ち方は大きく変わっていきます。
人を変えることは難しいですが、自分を変えることの方がまだ簡単です。
子供の笑顔が生まれるのもまた親の影響あってこそと言えます。
子供の良さを理解してあげて、そろ子供の成長した先の目標になるような姿を見せることができれば、子供は自信を持って生活を送れるようになるでしょう。