問:文章の( )に当てはまる言葉を答えなさい。
人間の体で、信号の伝達や命令などを行う器官のまとまりを(①)という。
脳やせきずいのように判断や指令を行う(②)と、②から枝分かれして全身に広がる(③)があり、③は(④)と(⑤)に分類される。
【解答】
①神経系
②中枢(ちゅうすう)神経
③末しょう神経
④感覚神経
⑤運動神経
体の働きは、せっかく自分の体があるので、例えを考えながら覚えるとわかりやすいです。
今回は、眩しい光をみたときのことを考えてみましょう。
まず、「眩しい」ということを感覚器官である目を通して感じます。
他にも耳や鼻など、人間にはいくつかの感覚器官がありますね。
そこから、感覚神経を通じて、せきずい、脳の順番に信号が送られます。
脳は「眩しい」という信号から、目に入る光の量を調整するよう、信号を発信します。
それが、せきずいから運動神経を通じて、運動器官である筋肉に送られます。
今回で言えば、まぶたの筋肉に信号が送られ、目を細める動きをします。
このように、
感覚器官
↓ 感覚神経
せきずい
↓
大脳
↓
せきずい
↓ 運動神経
運動器官
と、信号が送られ、最終的に動きへと繋がるわけです。
また、よく入試などでも出題される身近なもので言えば「反射」という現象もあります。
反射は、大脳まで信号がいかずに、せきずいが運動神経に信号を伝え、反応することです。
よく例で出るのは、とても熱いものを触ったときに、すぐに手を話す現象です。
大脳で判断する時間がないので、せきずいからすぐに運動器官に信号が伝わります。
私たちが動くときには、意外にも体の中ではたくさんのやりとりがされてるんですよ!
この信号の行き来を、普段から意識してみると、テストでも高得点が取れるようになりますので、ぜひイメージしながら生活してみてください!