問:「」の中の漢字には読みがなをつけ、カタカタを漢字に直しなさい。
① 山林「濫伐」を禁止する
② 作文を「添削」する
③ 昨日の発言を「省みる」
④ 事故の「フッキュウ」作業を進める
⑤ 身を「コ」にして勉強する
【解答】
①らんばつ
②てんさく
③かえりみる
④復旧
⑤粉
①の「らんばつ」は「無計画に森林、山林の木を切り倒すこと」という意味です。
「川が氾濫(はんらん)する」の「濫(らん)」と、「木々を伐採(ばっさい)する」の「伐(ばつ)」を組み合わせているので、これは答えやすいかもしれません。
②の「てんさく」は、作文やレポートなどを書き直したり、削ったりして修正する作業のことです。
「通信添削講座」など、日頃学習系のコマーシャルやチラシなどで目にする機会も多いのではないでしょうか?
③の「かえりみる」は「反省(はんせい)」の「省(せい)」の字を使っていて、そのまま「自分の行動の良し悪しを考えたり、反省したりすること」の意味です。
「〜みる」という言葉は多くあるので、「試みる(こころみる)」など、他の言葉と混同しないように注意しましょう。
④は「復旧」です。「復活(ふっかつ)」の「復(ふく)」が入っているので、「もとどおりになること」などの意味になります。
最近、千葉県が台風の被害を受け、電気や交通機関の復旧まで時間がかかったりと、こちらは近頃ニュースなどで目にすることが多くなった言葉かもしれません。
最後の⑤は「粉」。普通は「こな」と呼びますが、この慣用句では「こ」と読みます。「身が粉々になるくらい、苦労して一生懸命になる」という意味があります。読みでも出題される可能性があるので、間違えないようにしましょう。