問:一次関数 y = 3x + 5 で、x の増加量が 2 の時の、y の増加量を求めなさい。
【解答】
6
一次関数の式は、y = ax + b で表せます。aは「傾き」と呼び、bを「(y)切片」と呼びますね。この名前は必ず覚えましょう!
そして、それとは別に「変化の割合」というものがあります。この「変化の割合」は
(変化の割合)=( y の増加量)/( x の増加量)
で求めることができます。変化の割合自体がよく受験には出題されるので、この求め方は必ず覚えておきましょう。
そして、一次関数の式では、この「変化の割合」の値と、「傾き」の値が等しくなります。つまり、a = (変化の割合)となるのです。
よって、変化の割合は 3 になるのですが、x の増加量が 2 と言っているので、公式に代入して、y の増加量は 6 になることがわかります。
関数は代入ゲー!とにかく覚えなくてはいけない式の形、公式を覚えて、出てきた数字をひたすら代入することが大事です!