問:あたりくじが3本、ハズレくじが2本入っている入っている袋がある。ここから、2回連続でくじを引くとき、連続であたりくじを引く確率を求めなさい。
【解答】
3/10(10分の3)
「確率を求めなさい」「〜になるのは何通りか」という問題が出されたら、基本的には樹形図を書くようにしましょう。
よく、樹形図の枝の先がどんどん減っていくものとそうでもないものの区別がつかないという生徒がいます。
一言でいえば、順番が重要なものは減ってはだめ、順番がどうでも良いものは減ってもOKです。
例えば、10人の陸上部の部員から、5人のリレー選手を決める場合を考えてみましょう。
まず、5人の選手を選ぶ際は、特に順番は関係ありませんね。
よって、この5人の選び方を考える際は、樹形図は減っていっても大丈夫です。
一方で、リレーの順番を考える場合は、Aさんが1番目、Bさんが2番目になるのと、Aさんが2番目でBさんが1番目になるのはわけが違います。
このように順番が密接に関係ある場合は、樹形図の先を減らしてはいけません。
ちゃんと意図して使い分けをして、間違えないようにしましょう!